第19回 医療機器設計・製造展示会

メディカルクリエーションふくしま2022

医療機器の開発から事業化までを一体的に支援 ふくしま医療機器開発支援センター Fukushima Medical Device Development Support Centre

企業情報

代表者名 センター長 小林利彰
住所 963-8041 福島県郡山市富田町字満水田27番8
代表者番号 024-954-4011
会社ホームページ https://fmddsc.jp/ 
SNS YouTube 
事業種目 支援機関・官公庁
取組実績及び
取得規格・業許可等

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ふくしま医療機器開発支援センターは、2016年の開設から創世記を経て今、新たなステージとして医療機器の開発支援を通し、広く医療関連産業の発展に貢献する活動を本格的にスタートしました。
センターが有する“医療機器開発に欠かせない4つの機能”を紹介します。


■安全性試験

・生物学的安全性試験(医療機器GLP、AAALAC完全認証)

人体に直接使用する医療機器の試作品などを、大型動物(実験用ブタ)に埋植して観察する試験を実施して安全性の評価を行います。規制に対応する試験のほか、探索試験、性能試験、ユーザビリティ試験にも柔軟に対応することができます。

・電気・物性・化学分析安全性試験(ISO/IEC17025認定)

EMC試験や、金属疲労試験、RoHS指令対象分析試験ほか多岐にわたる安全性評価を行っています。生物試験と電気安全性試験を同一施設で実施できるのは、日本国内で「ふくしま医療機器開発支援センター」だけです。


■コンサルテーション

医療産業は、さまざまな規制(保険償還を含む)や、基準などのルールを遵守する必要があります。新規参入企業などが、それらを正しく理解し実践するために必要な、各種コンサルティングを実施しています。


■マッチング

全国の大学等研究機関と試作開発企業、医療機器メーカーと部材供給・OEM生産企業のマッチング活動を展開し、医療関連産業のさらなる発展に貢献していきます。福島県のフラッグシップイベントである医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま」は19年連続で開催しています。


■人財育成・トレーニング

実際の手術室、心臓カテーテル室と同様な施設、最新の医療機器や高機能患者シミュレーターを設置しており、医師、看護師、臨床工学技士など医療従事者のための実技トレーニングも実施しています。


出展情報

『福島県医療福祉機器産業協議会』

医療福祉機器産業分野において、会員相互交流の活性化及び企業人材の育成を行うことで会員の取引拡大と技術基盤の強化を図り、該分野への会員の進出を促進します。

活動内容

• 会員企業同士のマッチングによる、新たなビジネスチャンスの
        創出支援

• 会員企業の医療福祉機器の開発サポート

• 医療福祉機器の最新の技術動向や関連法令等に関するセミナー開催

• 分科会(それぞれの目的を達成するために集まった専門技術集団)
        の運営

• 産学関連セミナーや医療従事者との意見交換会などの企画

• 海外販路拡大支援
        (タイ企業とのマッチング、Medical Fair Asia 出展)

会員数

2023年9月11日現在、125会員
 (企業会員:101 個人会員:4 その他会員:20)

『福島県受託事業』

■ 医療機器重点分野

センターがこれまでの取り組みで蓄積したノウハウを応用し国が定めた重点5分野を中心とした次世代にも対応する医療機器の安全性評価、試験体制を確立することで有望な開発案件を本県に集積するとともに、企業に対し開発などに関連・する専門的知見を還元していきます。このことにより、開発・事業化の段階から県内ものづくり企業の技術がいかされる量産にむけたものづくり段階への移行を促進し、新たな仕事の創出につなげていきます。

・ 医療機器開発・新規参入の方法や、薬事申請、法規制・QMS省令、
         保険適用などについて相談

・ 有望開発案件の創出(生物試験等 の試験費の一部を助成します)

・ セミナーの開催

・ 医療機器メーカー等に対する体制確立の普及



■ 福島県産医療機器ステップアップ支援事業

福島県の医療機器生産額及び部材等出荷金額の増加を目指し、県内のメーカーによる「開発件数の増加」「製品の流通促進」につながる3つの支援を実施します。

(1)医療現場ニーズと県内医療機器メーカー等とのマッチング支援

(2)県内医療機器メーカー等が開発した製品のフォローアップ支援

(3)ものづくり力をいかした医療機器開発・事業化支援



■ 新たなしごと創出支援事業

医療機器メーカー様やベンチャー企業様の開発・製造案件を、優れた技術を有する県内のものづくり企業に橋渡をする、新規ものづくり案件の創出を図るとともに医療関連産業への新規参入を促進することを目指します。



『郡山市受託事業』

■ 地域連携型医療関連ビジネス創出支援事業

当機構では、郡山市から「医工連携事業化参入コンサルティング事業」の委託を受け、異業種から参入するための講座や出張による個別相談、企業の状況に合わせたコーディネートなど、医療機器分野への参入および事業化を支援しています。

(1)医療機器関連産業参入のためのポイントやマッチングの支援に
             ついて市内の企業の相談に対応します。

(2)市内企業の医療機器の製品開発や検証・試験の実施に
             伴う費用の一部を助成します。

(3)市内企業による医療機器産業への参入支援をします。