第19回 医療機器設計・製造展示会

メディカルクリエーションふくしま2022

福島県ハイテクプラザは、工業振興のために様々な技術支援を行う県立の試験研究機関です。 福島県ハイテクプラザ Industrial Technology Institute Fukushima Prefactural Government

企業情報

代表者名 所長 大和田野芳郎
住所 963-0297 福島県郡山市待池台1丁目12番地
代表者番号 024-959-1741
会社ホームページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/hightech/ 
SNS YouTube 
事業種目 支援機関・官公庁
取組実績及び
取得規格・業許可等

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福島県ハイテクプラザは、工業振興のために様々な技術支援を行う県立の試験研究機関です。県内企業への技術相談や依頼試験、設備開放や研究開発などの支援を行っております。本展示では、当所で取り組んだ医療器具等の研究成果、支援例を紹介します。

出展情報

スーパー繊維を活用した熱中症対策用アンダーウェアの開発

【解決すべき課題】
県内企業の技術シーズ(ポリエチレン(PE)繊維の高強度化による熱拡散性の向上)を活用した熱中症対策用PE ウェアを開発するため、Wet(湿潤)環境での機能性検証を行う必要がありました。

【研究内容】
熱中症対策ウェアを開発する上で課題であった、通気性と接触冷感のトレードオフの問題に対して、図1に示す3 次元編地構造にすることにより、課題解決を進めました。PE 繊維および比較用繊維(綿、PET)による多層編地の試作と機能性評価を行いました。

【結果・まとめ】
・設定した目標値を満たすPE 編地(図2)を開発することができ、さらに高い吸水性を保持していることが分かりました。
・試作PE 編地は綿およびPET と比較し夏用衣料に必要な速乾性を有していることが分かりました。
・試作PE 編地は吸水状態において高い放熱性を持つことが分かりました。
・PE ウェアを試作し、着用した結果、冷感性・フィット性等が良好である一方で、肌触り等に課題が残りました。

スーパー繊維を活用した熱中症対策用アンダーウェアの開発の研究発表動画となります。
ぜひ、ご覧ください。