■ 整形外科用インプラント
整形外科手術に用いられる各種インプラント部品を製造しています。
折れた骨を固定して接合治療をする際に用いるボーンプレートや、脊椎を正しい位置で固定するスパインケージなどを扱っており、それぞれ身体の各部位に応じた形状が求められます。
複雑に入り組んだものや三次元曲面を有するものなど加工難易度の高い部品であっても、同時5軸マシニングセンタなどを駆使した三次元切削加工にて製作することができます。材質は64チタン材を使用しており、使用する部位や用途に応じて色で識別できるよう、陽極酸化処理を施しています。

■ 各種術具類
整形外科などでの手術に使用される術具をOEMで製作しております。
整形外科分野にて、病気で変形した関節を人工関節に置き換える人工関節置換術に使用されるカッティングブロックやトライアルなどを製造しています。また心臓外科手術にて、心臓の大動脈弁を置き換える際に弁尖と呼ばれる部位の大きさを計測するための器具である、弁尖サイザーなども扱っています。

■ Tiハニカムメンブレン
福島県立医科大学と共同開発を行った歯槽骨再生用のインプラント製品です。厚さ20µmのフィルムに孔径20µmの超微細な穴がハニカム構造状にあけられています。歯槽骨の再生を阻害する軟組織の侵入を防いだ上で、骨の再生に必要な栄養素は穴を透過して行き来できるようになっているため、歯槽骨の回復を促進することができます。