第19回 医療機器設計・製造展示会

メディカルクリエーションふくしま2022

電線導体製造で培った『独自の線材加工技術』で、医療ワイヤー・ケーブルの”こんなの欲しかった”を実現します! 三洲電線株式会社 SANSHU Electric Wire Co.,Ltd

企業情報

代表者名 代表取締役社長 鈴木与志成
住所 444-0324 愛知県西尾市寺津町二丁7番地1
代表者番号 0563-59-7615
会社ホームページ https://www.sanshu-ew.com/ 
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事業種目 OEM・受託製造、ロボット技術、医療関連製品、原材料(金属・非金属・樹脂・新素材)、金属加工技術、電子部品・電子機器
取組実績及び
取得規格・業許可等
ISO14001取得、ISO9001取得、QMS調査対応実績あり、医療機器への部材供給実績あり、医療機器製造業登録、自動車産業実績

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【”こんな医療ワイヤー・ケーブルあったらいいな”を実現します!】
 弊社は愛知県西尾市にある電線・ケーブル用導体製造メーカーで、ケーブルメーカー様向けの銅線加工品(伸線・撚り等)を国内3拠点で製造しています。ケーブルに対する高難度な要求(“柔軟で細いのに切れにくい”・“高周波高速通信の実現”等)に、創業より培ってきた独自の線材加工技術で応えています。特に産業用ロボット業界で高い評価をいただいております。
 独自の線材加工技術・ノウハウ・つながり等を活かし、3年前より医療機器向けワイヤー開発を始めました。手術支援ロボットのバイポーラ用ワイヤー、アブレーション用ワイヤー、院内用複合ケーブルなどを、導体から一気通貫で設計・開発・提案しております。
 また、SUS材を用いた撚り線製品の開発にも着手しております。

出展情報

【35個の特許技術を保有!実は新幹線にも使用されています!】
弊社は技術開発に力を入れており、現在35個の特許を保有しています。
特許の1つである『圧縮撚り線技術』で製造する弊社独自の”真円性”の高い導体製品は、産業界で高評価をいただいており、新幹線の車内配線にも使用されています。
また、産業用ロボットのアーム内のケーブル、東京オリンピックでの4K・8K放送用アンテナケーブルなどの”特殊で難しいケーブル”や、身近な自動車スライドドア・バックドアのセンサーケーブルなど、お客様の要望に合わせ開発された製品は日常生活の幅広い場面で使用されています。

※特許情報は弊社ホームページで確認いただけます。

【新たな材質へのチャレンジ!】
弊社が加工を行う材質は、主に銅・銅合金です。
医療分野にチャレンジするにあたり、生体適合性を考慮し『SUS304W』を用いた加工を始めました。
導体製造で培った技術・特許を駆使し、SUS材の中空線の製造に成功いたしました。長手方向に安定しており素線の落ち込みがなく長尺で製造できるメリットがありますが、直進性・トルク性に乏しいため今後も研究開発をしていきます。(アドバイス等お待ちしております。)
また、オリジナル製品のYS(撚り線伸線)のバージョンアップ(SUSと銅線のハイブリド線材)にむけた製品開発も続けています。

【患者様・医療従事者の皆様の負担低減に向けて】
弊社ができることは、医療機器用部材一つの研究・開発しかないかもしれません。
しかし、電気・通信・力を伝えるワイヤー・ケーブルに対する要求事項(細径化、高強度、高品質)は難易度が上がっており、今後の低侵襲治療向け医療機器開発において重要になると考えております。
弊社がもつ製造ノウハウ・技術・横のつながりを活かした導体からの一気通貫のモノづくりを通し、次世代医療機器の開発、ひいては患者様・医療従事者の皆様の負担低減に貢献してまいります。

些細なことでも構いませんので、まずはお困りごと、ご要望などご相談ください。