分娩監視装置は、胎児心拍数と陣痛強度（子宮圧力）を計測し、子宮内における胎児の健康状態や分娩の状況を管理するための装置です。
今回展示の機器は従来の製品よりも軽量になり、架台に取付けていなくても楽々と持ち運びが出来るようになりました。
電源接続が行えない場合はバッテリ駆動となりますが、その時間も従来品より大幅に増加し最大120分動作可能。
患者様の入院先変更（母体搬送）や復旧に少し時間を要す停電や災害時にも活用が期待出来る器械となっております。
その際の計測記録も機器内部のメモリに保存が可能です。また内部にWi-Fiモジュールを内蔵してるため、Wi-Fi環境があれば接続が可能となります。

分娩監視システムは、妊婦に装着する分娩監視装置のデータを一括管理するシステムです。
複数の妊婦が装着している分娩監視装置の計測情報を一括同時にモニタリングする事が出来ます。
今回新たに発売した当社システムは従来の病院内で完結するオンプレミス型に加え、外部にサーバを置くクラウド型の提供も同時に開始しました。これは業界初の試みです。
外部からアクセスが可能となる為、医師や看護師が自宅や外出先から妊婦の計測情報を閲覧・確認する事が可能となります。
（アクセス制限がありますので、関係者以外は閲覧出来ません）
当社の新しい分娩監視装置と併用する事で、病院間での移動（母体搬送）が必要となった場合も、移動中の計測情報を確認し続ける事が可能となります。